合気道 姶良道場 今日の稽古

そねっと

2017年04月06日 22:29

本日の姶良道場

雨の中、熱心に門下生は稽古をしています。

武器術と体術、体捌きを行ないました。

体術で、どうもうまくいかないようなので

理論を説明し

型通りに動くのも大事だが

技に昇華させなければいけないという話をさせてもらいました。

千葉周作の言葉を借りて

理論から入ったほうが上達が早いという説明でした。

以下解説

江戸時代の剣術の流派「北辰一刀流」の創始者である、千葉 周作と言う方がこのようなことを言っています。


上達の場に至るに二道あり、
理(ことわり)より入るものあり、業(わざ)より入るものあり、
いずれより入るもよしといえども、
理より入るものは上達早く、業より入るものは、上達遅し、

何となれば、理より入るものは、例えば向こう斯様(かよう)するときは斯く(かく)せん、
斯くせんときには斯様せん、斯く成りたるときには如何せんと、
その理を様々に考え、工夫をこらして稽古するをいう。

業より入るものは、左様の考えもなく、必死に骨折り、散々に打たれ突かれして後、
妙所を覚えること故、上達の場に至るには大いに遅速あり、
故に理を味わい考えては稽古をなし、稽古をなしては理を考え、必死に修行すべし。

理業は車の両輪のごとし、故に理業兼備の修行、日夜怠慢なければ、十年の修行は、
五年にて終わり、上手名人の場に至るべし。

まさにその通り

自分を戒めて稽古に励みたいと思います。


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